2007年2月19日 (月)
[高3] 環境科学です
2月8日、高3教養科目“環境科学”の授業において、“水とミネラル”をテーマに調理実験を行いました。硬度の異なる3種類のミネラルウォーターを用いて、花鰹の削りぶしからダシを取り、それを使ってじゃがいもの甘辛煮を作り、ダシの濃さやじゃがいもへのしみ込み具合を比較・検討しました。
――実験をした生徒の声――
・水の硬度によって、具材へのしみ込み方が違うということを初めて知りました。
・硬水では具材にダシがしみ込みにくく、味が薄かった。軟水はしみ込みやすく、味は濃く仕上がるが、煮くずれしやすいことがわかりました。
・硬水は具材の表面だけに味がついている感じがしました。
・中硬水は具材へのしみ込み具合も丁度良く、調理に適していると思いました。
・その国で採れるの水の硬度は、料理と深い関係があるのだと思いました。私は日本人だからか、軟水を使用して作ったものが一番口に合いました。
・料理によって水を使い分けるのも、作る上での1つの楽しみにしていきたいです。
生徒と共に調理をしながら、教員にとっても新たな発見や学ぶことの多い実験でした。