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2010年12月14日 (火)

南極越冬隊員 来校

12月11日(土)土曜講座「科学実験・プレゼンテーション講座」(第4回)が行われました。今回は(独)電子航法研究所より、第48次南極地域観測隊、越冬隊員の新井直樹さんを講師に招き、南極の自然環境やそこでの生活、越冬隊員の日々の暮らしや観測作業に至るまで、たくさんのお話をしていただきました。

演題は「越冬隊員が見た南極の自然」。

事前に南極の自然や環境問題について調べ学習を行い、越冬隊員の人間味溢れる生活ぶりを描いた映画「南極料理人」を鑑賞し、受講生35人もこの日を楽しみにしていました。

普段は何百人という方々を相手に大きなホールで講演される新井さんですが、今回はわがままをお願いし、講演の中に作業やグループワークを取り入れ、生徒も積極的に参加できる講座にしていただきました。

講座はまず、Google Earthを用いてセシリアから南極へ旅をするところから始まります。すでにこの時点で生徒からは歓声があがっています!南極観測船「しらせ」に乗船し、荒波を乗り越え南極大陸に到着。自身の観測作業の他にも、専門分野にとらわれず皆で建物を建設・補修したり、物資を運んだり(新井さんは地学の専門家です)……次々と映し出される映像と実感のこもった一言一言に、後ろで見ている教員も釘付けです!

昭和基地での生活は、忙しい中にもペンギンやアザラシなどの動物、夜に空一面に広がる天の川、鮮やかに目に映るオーロラ(昭和基地は偶然にもオーロラベルトに位置しているそうです)など、そこでしか味わえない感動も多いそうです。

いよいよ南極の氷が登場!グループごとにその様子を観察します。お湯につけると何千万年も前に氷に閉じ込められた空気が炭酸のように弾け、シュワーッという心地よい音が聞こえます。その後、現地で着用していた防寒着や厚底ブーツ、遠征の際に使用するペールトイレも登場!生徒も代わる代わる着込み(座り)楽しんでいます。

グループワークの一つでは「オーロラは音がするか?」というテーマでグループごとに意見を出し合い、それをまとめ、全体で発表をするプレゼンの時間が持たれました。新井さんも”なるほど”とうなづく場面も!

数多くの質問にも誠実に答えてくださり、名残惜しまれつつ講座は終了。「観測では、地道な作業の一つ一つが大きな発見につながることがある。」という言葉に生徒も感銘を受けたようでした。

講座終了後も新井さんは残ってくださり、長い間、話は尽きませんでした。

今日の講座が受講生にとって思い出深いものとなることを願います。

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2010/12/14 | 教科から