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2011年1月13日 (木)

土曜講座「科学実験・プレゼンテーション講座」(第5回)が行われました

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1月6日(木)、本校に日本科学未来館から2名の科学コミュニケーターを講師としてお招きし、「科学コミュニケーションプログラム」を行いました。

テーマは「クローン牛肉食品……あなたは食べますか?」

高校普通教室に集まった受講生徒は33名。特にこれといった実験道具もない……。一体何が始まるのだろう?……そんな不安をよそに科学コミュニケーターは語りかけます。「あなたは焼き肉が好きですか?」

肉の名前とその部位をグループごとに考え黒板に記します。名前は出てきても部位はなかなか知らないものです。肩ロース、リブロース、サーロイン……「なるほど!」という声があがります。

導入の後は早速本題に入ります。同じ肉でもクローン技術により誕生させた牛肉は、本来の牛肉よりもずっと価格が安い。このように食品を生産することについて、あなたは賛成ですか?反対ですか?

グループごとに社会の様々な立場に分かれます。クローン食品推進派(研究者、一般消費者etc.)、反対派(牛の生産者etc.)。グループごとに立場が割り振られ、その立場に立って、賛成or反対意見を話し合い、推進、反対することで訪れる将来像を発表していきます。

同時に、他のグループを説得すべく意見を述べ、述べられたグループはそれに対する返答をその場で行います。自分の置かれた立場になりきる生徒も出てきて、意見交換は時に白熱したものになりました。

ただ、「あくまで“交換”であり、相手を打ち負かすものではありません。今回のクローン食品のように様々な意見があり、ただ一つの答えがない中で、それでも何かを選択していくことが大切なのです。」という科学コミュニケーターの話に、グループワークを続けてきた生徒は納得した様子でした。

考える力、学ぶ力、判断力、表現力、コミュニケーション力、様々な力のトレーニングとなった今回の講座。2時間と少しの講座でしたが、充実したものであったように感じます。

さて、次回は1月22日、年間を通じて開講してきた本講座もいよいよ最終回を迎えます。テーマは「DNA電気泳動実験」。実験とグループワークを併用し、ヒトと遺伝子の関係を考えていきます。麻布大学環境科学部のご協力により、大学の実習室をお借りしての実施となります。講座後は研究室ツアーも予定しています!受講生の皆さん、これまで学んできた科学への興味関心や考察力・表現力を思う存分発揮してください。担当教員たちも万全の準備をして臨みます。

2011/01/13 | |