2011年11月 9日 (水)
[授業通信 第10回] 中1 英語
今日は中学1年生の英語の授業の様子をご紹介します。担当は権田恵先生です。
教室に入って始業の挨拶が終わると、突然先生が英語で話し始めました(!)。(編)は何のことか分からずにいると、生徒たちは次々と先生の英語の指示に従ってジェスチャーしていきます。前回の授業で学んだ「Please」や「Don't」で始まる命令文の復習を実践的にしていたのでした。
先生の指示を聴きとって、みんな正しくジェスチャーしようと一生懸命。質問の最後の”Please sing a song.”という呼びかけにみんな一瞬「……!?」。理解度とあわせ、クラスの雰囲気も伝わってきました。
権田先生の授業の特徴は、「生徒に語りかけること」と「実践的に英語を使う機会を増やすこと」にあるようです。プリントを配布するときも”Here you are.”。生徒もそれに対して”Thank you.”と応じます。要点や基本的な演習、その単元で学ぶ単語などはプリントに整理され、発問とそれに対する音声での答えが確認できると、一転、集中してプリントの課題に取り組む、というメリハリが見られました。
聖セシリアの英語教育の扉となる中学1年生。英語への抵抗感をなくしつつ、大切なポイントをきちんとおさえていこうとする授業運営は、教室を縦横に動きながら生徒に目を配る先生の姿からもうかがえました。
◆担当者から
中学1年生の瞳はいつもキラキラしていて、私はとても幸せな気持ちで授業をさせていただいています。初めて英語に触れる彼女たちには、実際に使う際に困らない英語力をつけてもらいたいと考えています。今回学習した命令文ではイントネーションやpleaseのつけ方を意識してパターンプラクティスをしました。