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2015年10月 8日 (木)

2015年度後期開始にあたって

2015年度後期開始にあたって
 
   8月後半の長雨で例年よりも早く秋の訪れを感じる夏   でした。9月上旬の中学3年生の研修旅行で、今夏の行  事 ・講習も全て無事に終了しました。安心したのも束の  間で、すぐに前期末試験となり、今日から後期始業。
 担任の先生から前期成績の通知表が渡されます。
 誰しも評価が気になることでしょうが、前期の自分の学習を振り返り、後期に何をすべきかをじっくり考える機会としてほしいと思います。
 また生徒の皆さんが楽しみにしている『聖セシリア祭』も迫っています。
今年度のテーマは「わ-青春わンダーランド」です。実行委員の高校2年生から、「わ」にはみんなの「輪」・はばたくという意味の「羽」・平和の「和」・・・・色々な意味を込めましたと説明がありました。卒業生からも横断幕も寄贈して頂きました。保護者の皆様には、代々受け継がれてきた学園文化の「環」をご覧頂ければ幸いでございます。

 夏休み中に「新日本風土記・鯖街道」という番組を観る機会がありました。「鯖街道」とは福井県の若狭湾で大量に水揚げされた鯖を塩漬けにして、内陸の京都まで運んだルートのことです。この街道に熊川宿という宿場があります。この集落では昭和30年代前半までは女性も50キロ近い鯖の塩漬けを天秤棒にくくり付けて近在の村々に売り歩いたとのことです。熊川宿によろず屋を営む一人のお婆さんがいます。若くしてご主人を亡くし女手一つで鯖を売り歩いて3人の子供達を育てました。その方がインタビューで「冬の嵐(このあたりは豪雪地帯です)や夏の炎天下の行商は、今、思うても辛うて涙が出るくらいなのに、足腰さえしっかりしていたら、また売り歩きたいと思っている。」「なぜかって、みんな笑顔で私を待っていてくれるからだよ。笑顔と会うたんびに私の荷物は軽くなる。皆さんに喜んでもらって、私も楽になって、帰り道は私も笑顔だった。こんな商いありますか。」と答えていました。
 人を幸せにすることは、めぐりめぐって自分の幸せに繋がる。幸せは連鎖するということです。私の中で熊川宿のお婆さんの言葉と、学園の創立者が目指した『幸せな人』が重なっていくように感じました。

 最後に夏期休暇前にお知らせいたしましたアリーナ棟の内装改修工事は無事に終了いたしました。今後も長期休暇中を利用して教育施設の改善を進めていく予定ですので、保護者の皆様にはご支援の程よろしくお願い申しあげます。

                          2015年10月8日
                              聖セシリア女子中学校高等学校                      校長 青 柳   勝

2015/10/08 | 校長より