2016年3月17日 (木)
キャリアプログラム「受験体験談」を行いました
今年度の進路指導キャリアプログラムまとめとして、高校1年生、高校2年生が受験を終えた高校3年生の「受験合格体験談」を聞く機会をもちました。
高校1年生は、Cブロックになる現時点で進路準備のために何をするべきか、進級を控えた春休みにどのような学習が必要か、中堅学年である2年生で身につけておきたいことは何か、など先輩の体験から学ぶことができました。質疑応答では、「学習の妨げとなる誘惑をどのように抑えるのか」というような下級生らしい質問も出てきて、これから受験生になっていかなければならない段階に、とてもよい意識付けができました。
いよいよ自分たちの受験に向かおうとする高校2年生には、学習方法のアドバイス、使用参考書や模試の活用法、メンタル面のあり方など、この一年間受験生として頑張ってきた経験に基づく実感のこもったメッセージが語られました。より引き締まった表情で話に耳を傾ける2年生にとっては、ここから「受験生」となるためのモチベーションが大いに喚起される時間になったようです。
登壇してくれた卒業生たちは、苦しかった日々も、やりきった満足感も、ありのままを語ってくれました。その自信に溢れる姿から、受験という自分と向き合う機会が、確かに人を大きく強く成長させるのだという確信を今年も得ることができました。
学年末試験を終えて一年間の学習成果を振り返り、進級に向けて気持ちを新たにするこのタイミングに、先輩の体験談から学んだことが、1、2年生の具体的な学習実践につながっていくことを期待します。