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2020年5月15日 (金)

【 医療系講座 】 講座実施記録

   『 模擬カンファレンス  (医歯薬看護概論)  
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講座は、医療系の進学希望者が毎年何人もいる本校において、医療の在り方や問題となっていることについて知識を深め、自分の意見を述べる訓練を積み、進学先で求められる資質を身に付けることを目的とする講座です。
今回、ご紹介するのは「胃ろう」をテーマにしたグループワークです。
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「胃ろう」は、口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法です。長期栄養管理方法であり、嚥下(えんげ→お口から食べる)のリハビリや言語訓練が行いやすいメリットがあります。
講師として、Newtonの記事等を執筆されている島田祥輔氏(サイエンスライター)をお招きしました。
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近年、医療期間ではチーム医療が大切にされており、医師、看護師をはじめ様々な立場の専門家が、一つの症例に対して、カンファレンスをおこない、その後のケアの方針が決定されます。
本講座では、「胃ろう」を取り入れている、ある架空の患者を想定し、その患者について模擬カンファレンスを行いました。
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参加者の生徒は「医師」「看護師」「MSW(メディカルソーシャルワーカー)」の3者に立場が分かれています。それぞれの立場から知り得る患者の状況は、当然異なります。
生徒はまず、自分に任された立場から見える患者の状況・ご家族など周囲の状況を学びます。
エキスパート活動
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その後、3者の立場の生徒が混ざるようにグループを形成し、「情報の共有~ケア方針の決定」を目指し、カンファレンスを行いました。
誰が話をとりまとめるべきか、何が問題点なのか。患者のQOL(生活の質の向上)にとって、ご家族にとって適切な方法とは何なのか。

島田先生、教員のファシリテーションの下、「ただ一つでない答え」を求め、生徒は悩みながらも活発な意見交換を行い、グループごとに「方針」を導き出しました。
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これから医療系分野を目指す生徒にとって、進路意識を一層、明確にする契機となったことを願っています。

2020/05/15 | 教科から