2022年8月 9日 (火)
【生徒会】うみねこ視察研修2日目
生徒会役員によるうみねこ視察研修2日目は、いよいよ震災の爪痕が残る女川町へと視察に行きました。
まずは東日本大地震遺構である旧女川交番へと向かいました。津波により、基礎杭が剥き出しとなり傾く交番の姿を生で見て、津波の威力と恐ろしさを改めて肌で感じました。
次に訪れたのは、石巻市震災遺構である大川小学校です。自分達と同じ年ごろの子どもたちが、この場所で津波の被害に遭ったのだと想像すると、とても胸の詰まる想いでした。大川小学校の皆さんに想いを馳せ、生徒会役員と教職員でつくった千羽鶴を捧げてきました。
この1泊2日の研修を通し、あらゆることに関心を持ち、自分自身が動き、考え、学び、経験することの意義を知るとともに、ここで感じたことを伝えていくことが大切なのだと改めて思いました。女川町で見聞きしてきたことは、過去のことではなく、今もなお私たちに語りかけ、未来へと繋いでいく必要があると感じています。
また、この2日間、多くの人と人とのつながりやあたたかさにも触れることができました。偶然にも、災害被災地などで支援活動を行なっているちょんまげ隊長ツンさんとの出会いがあったり、高村光太郎文学碑顕彰祭に参加させていただいたり、交流があることで喜びや笑顔が生まれることも実感しました。
この研修に向け準備・企画、そして多くの学びの場を与えてくださったコミュニティースペースうみねこ代表の八木純子さん、ありがとうございました。
ここで得た学びは、10月の聖セシリア祭にて展示や物品販売にて、皆様にお届けできたらと考えています。