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2022年8月 9日 (火)

【科学実験・プレゼンテーション講座@麻布大学(1日目)】

本日より3日間にわたる
科学実験・プレゼンテーション講座が始まりました。

講座会場は、セシリアの教育連携校である「麻布大学 生命・環境科学部」です。
電気泳動、遺伝子組換えなど、中高の設備ではなかなか実施が難しい実験を経験し、技術を社会に還元する時の問題点などを共に考えます。

本日は、遺伝子の実験操作の基本「マイクロピペット」の扱いを学んだ上で、純度の高いDNAの抽出をし、それを再び溶液に戻し、PCR装置にかける実験を行いました。

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受講生の皆さん、本日の実験操作の概要を以下に示します。
振り返りの参考にしてください。

[細胞壁・細胞膜を壊す]
・CTAB界面活性剤、緩衝液、NaCl、EDTAをブロッコリーの組織に加え、細胞壁を溶解。
・冷却高速遠心機(12000rpm、15分、4℃)→取り出す、スケッチ
[DNAの分離と精製]
・上清400μLをクロロホルム400μLと混ぜる。冷却高速遠心機(12000rpm、約10分、4℃)→取り出す、スケッチ
※チューブ上方から「水層(可溶性、DNAが含まれている)ー中間層(白い板のように見える部分)ー有機層(タンパク質、脂質を含む)」となる。
[DNAの沈殿と回収]
・クロロホルム抽出した後の水層を、同量のイソプロパノールと混ぜる(転倒混和+冷却高速遠心機)→上清と沈殿(ペレット)を分離、スケッチ
[DNA沈殿の洗浄と乾燥]
・沈殿をエタノールで洗浄し、NaClを洗浄する(デカンテーション)。冷却遠心分離機にかける。取り出し、上清を吸い取り捨てる。風乾。
[精製したDNA溶液をつくる]
・滅菌水を加え、ボルテックスミキサー、タッピングにより混和し、卓上遠心機でスピンダウン。
[PCR反応液の調製]
・酵素反応溶液を用いる。プライマーとDNA(鋳型)の組み合わせを決める。

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遺伝子操作の現場は、とても小さいものを抽出しています。パッと目には見えない不安がありますが、着実に操作を正しく行っていけば、必ず最後には目に見える状態になります。その経験をぜひ味わって欲しいと思います。

2022/08/09 | 教科から