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2023年10月23日 (月)

「第14回 聖セシリア祭」終了のご報告とお礼

10月20日の発表団体によるプレフェスティバル(校内発表会)を皮切りに、10月21日・22日の2日間で実施いたしました「第14回 聖セシリア祭」は、全日程を無事終了いたしましたことをご報告いたします。
今年度は、入場制限なしの完全予約制でご来場いただくことといたしました。在校生のご家族の皆様・卒業生とそのご家族の皆様・受験生をはじめとする一般来場の皆様他、多くの方々にご来場いただき、「子供達が耀けるステージ」をご覧いただくことができました。開催に向けてご尽力賜りました在校生保護者の皆様・卒業生保護者の皆様・卒業生の皆様に心より御礼申しあげます。盛大に終了することができましたのも、皆様のご支援とご協力の賜物と、心より感謝申しあげます。
子供達は、“Funが無いのなら、作ればいいじゃない”というテーマで、聖セシリアにお集まりの皆様が楽しめる空間づくりを目指しておりました。ご来場いただきました皆様の笑顔に支えられて、「楽しい」と感じることのできる空間が創りあげられたと実感しております。来場者多数のため、ご不便やご迷惑をおかけしたことと存じますが、ご容赦いただければ幸いでございます。
これからも、学校生活の中で「子供達が輝けるステージ」を創ってまいります。引き続き、ご理解とご協力、そして応援をよろしくお願いいたします。

教職員一同

2023/10/23 | 校長より

2023年3月 3日 (金)

第75期 卒業生のみなさんへ

第75期 卒業生のみなさん・・・ご卒業おめでとうございます。

ご家族の方とご一緒に卒業生のみなさんの門出をお祝いすることができましたこと、
大変嬉しく思っております。会場がみなさんの優しさに包まれ、とても温かな雰囲気の
卒業式・謝恩会となりました。感謝の気持ちで一杯です。

みなさんの学校生活は、新型コロナウイルス感染症流行のため、我慢と工夫の連続で
した。しかし、めげることなく目標に向かって前進し、新しいスタイルの聖セシリアを創り
上げてくれました。先生方は、日々の生活の中で、みなさんからたくさんの愛をいただく
ことができました。

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卒業記念品として、「ショルダーバッグ(名入れキーホルダー付)」をプレゼントして
いただきました。校内でも校外行事でも活用できる便利な品をありがとうございます。
また、「ポケットチーフ」「ネクタイピン」「カフスボタン」まで贈っていただきました。
いつまでもダンディーと認めていただける校長でいられるよう精進いたします。

これからも「感謝」の気持ちを忘れずに、いつも「笑顔」でご活躍ください。
応援しています。

森永浩司

2023/03/03 | 校長より

2023年1月 1日 (日)

~ 聖セシリアのみなさまへ ~

謹んで新春のお喜びを申しあげます

新型コロナウイルス感染症の流行から3年が経過しました。今なお不安が拭いきれませんが、これまでの生活スタイルや自らの行動を見直し、新たに挑戦しながら毎日を過ごす中で、皆さんとともに新たな年が迎えられたことに感謝の気持ちで一杯です。

昨年末は、4年ぶりに校内で “クリスマスミサ” と “クリスマスのつどい” を行い、1年を締めくくることができました。山内神父様の司式による “クリスマスミサ” に与り、1年を振り返りながら心の安らぎを感じる時を過ごすことができました。また、子供達が主催する “クリスマスのつどい” では、クリスマスの意味を理解しながら、今できることを考える機会となりました。 “クリスマスのつどい” は、限られた時間の中で子供達が協力して創り上げてくれたことが伝わってくる、心温まる会となりました。こうして、全校挙げて2022年のクリスマスをお祝いすることができたことに安堵しております。

これまで、withコロナでどのようにすれば今まで通りの生活が取り戻せるかを模索しながら、新しい生活スタイルを実戦してきました。2023年は干支にちなんで、さらなる飛躍の年としたいものです。失敗を恐れることなく様々なことに挑戦し続け、みなさんの学校生活が “輝けるステージ” となるようお祈りしています。

今年も「愛につつまれ笑顔溢れる日々」を共に創り上げていきましょう。


2023(令和5)年 1月1日

聖セシリア女子中学校・高等学校
校 長  森 永  浩 司
教 職 員   一 同

2023/01/01 | 校長より

2022年12月23日 (金)

2022年度 後期前半が終了しました・・・

後期前半が終了しました。 
新型コロナウイルス感染の流行から3年が経過しました。今なお不安が続く中で、感染防止に努めながら無事に2022年を終えようとしています。みなさんが元気に学校生活を送れたことが、神様からの最高のご褒美だと実感しています。

本日は、校内でクリスマスミサとクリスマスのつどいを行いました。コロナ禍ではありますが、クリスマスの意味を考えながらキリストのご降誕をお祝いすることがでたことは、何事にも代えがたい喜びです。みこころ会・福祉委員会・コーラスサークル・演劇部・ハンドベル部・高1音楽選択のみなさんが、限られた時間の中でクリスマスをお祝いする一日を創りあげてくれました。ありがとうございました。また、全校生徒のみなさんからクリスマスプレゼントとクリスマスカードをいただきました。本来ならばみなさんの前で披露させていただきたかったところですが、お伝えする機会がありませんでしたので、この場をお借りして報告させていただきます。クリスマスカードには私の心を癒やしてくれる温かい内容で、感謝の気持ちで一杯になりました。
生徒のみなさん・・・ありがとうございました。

ご家族のみなさま、聖セシリアの教育活動をお支えいただいております関係者のみなさま、様々な形でお力添え賜り感謝申しあげます。みなさまに神様のお恵みが豊かにありますことを、お祈りしております。心安らぐクリスマスのひと時をお過ごしください。

校長 森永浩司

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2022/12/23 | 校長より

2022年10月23日 (日)

「聖セシリア祭」終了のご報告とお礼

10月21日・22日の2日間で実施いたしました「聖セシリア祭」は、全日程を無事終了いたしましたことをご報告いたします。ご来場いただきましたご家族のみなさま、開催に向けてご尽力いただいた保護者、卒業生のみなさま、また、予約でお越しいただきました受験生を始めとする一般来場や卒業生のみなさま、すべてのみなさまに感謝申しあげます。盛大に終了することができましたのも、みなさまのご支援とご協力の賜物と深く感謝申しあげます。
計画段階では新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が5千人を超える状況であったため、感染予防の観点から入場者数を限定しての実施とさせていただきました。楽しみにされていた方々の中には、予約満席のためにお越しいただけなかったケースもあったかと存じます。コロナ禍ゆえに、子供達の活動の機会を中断させることなく実施したいという思いからの制限でありましたことを、ご理解いただければ幸甚です。
当日の展示・発表、また本部企画のイベント等は、子供達が創意工夫しながら演出して創りあげたものです。コロナ禍で十分な活動や準備が行えませんでしたが、そのような中でどれも素晴らしい仕上がりでした。ご来場いただいたみなさまの笑顔に支えられて運営できましたこと、子供達そして教職員一同大変嬉しく思っております。
これからも、学校生活の中で子供達が輝けるステージをご覧いただけるよう、「聖セシリア」一丸となって創ってまいります。
引き続き、ご理解とご協力、そして応援をよろしくお願いいたします。

教職員一同

2022/10/23 | 校長より

2022年3月 3日 (木)

第74期 卒業生のみなさんへ

第74期 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

新型コロナウイルス感染防止のため、内容やご来場いただく方の人数
を制限しながらの実施となりましたが、優しさが溢れる温かな卒業式
でした。

みなさんからたくさんの愛をいただき、幸せな1日となりました。

また、創意工夫されたユニークな設定の謝恩会にお招きいただき、
楽しいひとときを過ごすことができました。先生方に感謝状と卒業
記念の品を贈っていただき、ありがとうございました。

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その中のレースフラワーの一輪挿しは、今も綺麗に咲いています!
机上に置いて眺めながら心癒やされています。

レースフラワーの花言葉は「感謝」だそうです。
みなさんからいただいた「思い出」に感謝です。

これからも「感謝」の気持ちを忘れずに、いつも「笑顔」でご活躍
ください。
応援しています。

森永浩司

2022/03/03 | 校長より

2022年1月 1日 (土)

2022年 新春のご挨拶

~ 聖セシリアのみなさんへ ~

謹んで新春のお喜びを申しあげます

新型コロナウイルス感染症が世界的に流行してから2年が経とうとしています。
2021年は、安全安心を確保するために様々な制限をしながらの一年でしたが、
新しい生活様式を工夫しながら創り上げる毎日となりました。今なお落ち着か
ない状況の中で、新たな発見をしながら前進している日々ではありますが、
皆さんと共に2022年が迎えられましたことを嬉しく思います。

昨年末、聖イグナチオ教会で山内神父様の司式によるクリスマスミサに与かり、
1年を締めくくることができました。コロナ禍のため教会使用の制限があり、
全校生徒が一堂に会することはできませんでした。底冷えする寒さの中では
ありましたが、中学校,高等学校がそれぞれ別々に集い、厳かな中にも温もり
を感じる時間を共有することができました。朝早くから慣れない道のりで苦労
した人も多かったと思いますが、共にクリスマスをお祝いすることができまし
たことに感謝しています。

2022年もwithコロナの新しい生活スタイルを創造しながら歩んでいくことに
なります。その中で充実した毎日を過ごし、一度きりのみなさんの学生生活が
昨年以上に “輝けるステージ” となることを応援しています。

今年も "いつも笑顔で感謝して" をモットーとして共に歩んでいきましょう。


                               2022(令和4)年 1月1日

                         聖セシリア女子中学校・高等学校
                                    校長 森永 浩司
                                    教  職  員  一  同

2022/01/01 | 校長より

2021年12月22日 (水)

2021年後期前半が終了しました

生徒のみなさん・・・後期前半が無事終了しました。     
2021年もコロナ禍で不安を抱えながらの日々でしたが、健康面に留意して‘今できること’‘今だからこそできること’模索しながら一生懸命取り組んでくれました。今日までみなさんが元気に学校生活を送れたことが、神様からの最高のご褒美だと実感しています。

話は変わりますが、本日、全校生徒のみなさんからクリスマスプレゼントをいただきました。本来ならばみなさんの前で披露させていただきたいところですが、お伝えする機会がありませんでしたので、この場をお借りしてご報告させていただきます。左下の写真にある数々の品をいただきました。サンタクロースカートの置物、アロマキャンドル、入浴剤です。そして、添えられていたクリスマスカードが心温まる内容で、とても感激しました。クリスマスの日にはキャンドルに火を灯して、みなさんと過ごした2021年を振り返り、思い出をかみしめたいと思います。生徒のみなさん、ありがとうございました。

ご家族のみなさま、聖セシリアの教育活動をお支えいただいております関係者のみなさま、様々な形でお力添え賜り感謝申しあげます。みなさまに神様のお恵みが豊かにありますことを、お祈りしております。心安らぐクリスマスのひと時をお過ごしください。
 
校長 森永浩司

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2021/12/22 | 校長より

2020年4月28日 (火)

新入生へのお祝いのメッセージ

ダウンロード新入生へのお祝いのメッセージ

 

2020/04/28 | 校長より

2020年1月 1日 (水)

2020年 新年のご挨拶

2020年1月 1日 (水)
 
謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

  新しい年が始まりました。皆様お健やかに新年を迎えられたことと拝察いたします。

  12月20日に聖イグナチオ教会で全校生でクリスマスミサに預かり、翌日は大掃除やホームルーム活動で慌ただしく冬休みに入りました。
12月に入ってまもなくクリスマス実行委員の代表の方から手作りのリースのプレゼントを頂き、早速家に飾らせていただきました。私の小さな家の中には10以上のリースが飾られていますが、2019年のクリスマスリースが加わりました。どれもみんな聖セシリアの生徒から頂いたものです。冬休みに入って改めて眺めてみると、「これは創立80周年の年のもの」「これは東日本大震災がおこった年のもの」「これは最後に担任を持ったクラスの生徒が特別に作ってくれたもの」とその時々の生徒の顔や思い出が次々と浮かんできます。今年頂いたリースもきっと「創立90周年の年のあの子達・・・・・」と思い返すようになると思います。

   クリスマスに向けて待降節の期間中には全校で様々な福祉活動や奉仕活動が行われました。冬休み中に支援した各団体から次々に感謝のお手紙を頂いたことをお知らせいたします。なかには10年・20年と聖セシリアが長く支援を続けている団体もあります。これからも大切にしたいご縁です。

   在校生の皆さん。昨年も皆さんの協力ですべての年間予定を無事にこなすことができました。「創立90周年記念 聖セシリア祭」では特に全校の一体感が高まり新たな伝統が加えられたように感じました。高校3年生のみなさんは、毎日机に向かって勉強に励んでいることでしょう。今が一番苦しい時ですが、気持ちで負けてはいけません。「意志あれば道あり」です。後輩・教員全員で応援してます。

   保護者の皆様には昨年中も物心にわたるご支援いただきありがとうございました。いつもお支えいただいていることに感謝しております。
   同窓生の皆さん。お元気ですか。昨年もたくさんの卒業生が学校を訪ねてくれました。学生として、社会人として、お母さんとして、充実した毎日を過ごしている様子を見て安心しうれしく思いました。年が明けて間もなく成人のお祝いをかねて70期生(平成29年度卒業生)の同窓会が開かれます。晴れ着姿を楽しみにしています。

   そしてこれから本校を受験される小学生・中学生のみなさん。あと1ヶ月で入試となりますね。2020年東京オリンピックの年に聖セシリアに入学する皆さんを心待ちにしています。春に受験生の皆さんと一緒に桜を見られることを楽しみにしています。睡眠・栄養をしっかりとって風邪をひかないようにしてください。

   2020年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。

                         聖セシリア女子中学校・高等学校
                          校 長   青  柳       勝
                               教 職 員 一 同

2020/01/01 | 校長より

2019年4月15日 (月)

2019年度の開始にあたって

2019年度の開始にあたって

2019/04/15 | 校長より

2019年1月 1日 (火)

2019年 新年のご挨拶

2019年1月 1日 (火)

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

 新しい年が始まりました。私はクリスマス実行委員の皆さんからいただいたリースを玄関に飾り、プレゼントの靴下のおかげで気持ちよく新年を迎えることができました。

 12月に入って急に冷え込んできましたが、在校生の皆さんは風邪など引かずに、ご家族と穏やかな新年を迎えられたことと思います。
 昨年も皆さんの協力ですべての年間予定を無事にこなすことができました。特に初めての3色対抗戦となった10月の「体育祭」では、全校の一体感が高まり、11月の「記念発表会」では日頃の活動の成果が遺憾なく発揮されていました。高校3年生のみなさんは、毎日机に向かって勉強に励んでいることでしょう。今が一番苦しい時かもしれませんが、上ろうとする山が高ければ達成感もまた大きいものです。努力は必ず成果となって現れます。なかなかはかどらないときには基本に戻って教科書を見直してみましょう。生徒・教員全員で応援してます。

  クリスマスに向けて待降節の期間中には全校で、アジアやアフリカの貧困に苦しんだり、教育を受けられない子供達への支援。地雷廃絶運動への参加。東日本大震災の被災者の方への援助。近隣の施設の方々へのプレゼント作りなど様々な福祉活動が行われました。年末に支援した各団体から次々に感謝のお手紙を頂きました。皆さんの分かち合いの気持ちが大勢の方のお役に立ち、喜んでいただけたことをお知らせいたします。

 保護者の皆様には昨年中も物心にわたるご支援いただきありがとうございました。いつもお支えいただいていることに感謝しております。
  同窓生の皆さん。お元気ですか。昨年もたくさんの卒業生が学校を訪ねてくれました。学生として、職業人として、お母さんとして、充実した毎日を過ごしている様子を見て安心しうれしく思いました。年が明けてると間もなく成人のお祝いをかねて平成28年度生の同窓会が開かれます。晴れ着姿を楽しみにしています。

 そしてこれから本校を受験される小学生のみなさん。あと1ヶ月で入試となりますね。セシリアの中庭には大きな桜の木があります。今は冷たい風にふるえているようですが、よく見ると小さいながら枝にはいっぱい固そうなつぼみがついていました。春に受験生の皆さんと一緒に桜を見られることを楽しみにしています。睡眠・栄養をしっかりとって風邪をひかないようにしてください。

  2019年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。

                         聖セシリア女子中学校・高等学校
                          校 長    青  柳       勝
                                教 職 員 一 同

2019/01/01 | 校長より

2018年1月 1日 (月)

2018年 新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
昨年もまた世界は大きく動きました。民族や文化、宗教の違いによる紛争やテロが続く中で、国家間の利害の衝突が色々な面で際だった一年だったように思います。
「・・・・ファースト「・・・・優先」が声高に唱えられました。その結果日本の周辺ではこれまでにない緊張状態が高まっています。ヨーロッパでも環太平洋地域でも自由な経済圏を作ろうとする試みと自国の権益を優先する政策がぶつかりあっています。それは政治や経済の分野に限らず、COP21 で合意された地球のすべての生き物の命運を左右する重要な地球温暖化対策にも影響を及ぼしています。
かつて 1930 年代に世界は長引く世界不況から脱出するため、保護貿易やファシズムなど自国の権益を優先の体制をとったことで、利害対立が激化し、ついには第2次世界大戦の悲劇を招きました。私には近年の世界情勢が大戦前の状況に近似しているように映ります。
年末に聖イグナチオ教会での全校クリスマスミサに参列しながら、私は「「・・・・ファースト」「・・・・優先」的な考えをイエス様は一番嫌っていらっしゃったんだろうな 」と考えていました。
さて昨年も在校生の皆さんの協力ですべての年間予定を無事にこなすことができました。  10月に行われた「聖セシリア祭」は台風の接近する中での実施になりました。テーマとなっ た「SHOW+ --- Power of Cecilia」のとおり在校生のパワーが、刻々と強まる風雨に打ち勝って、聖セシリアという学校の魅力が見事に花開きました。

私が一番嬉しかったのは、ずぶ濡れになりながら水たまりにたまった雨水をかき出し、「ご来校して頂きありがとうございます。」と挨拶している皆さんの姿に感動しましたとの感想を大勢の来校者の方から頂いたことです。
そして高校3年生のみなさんは、今日も机に向かって勉強に励んでいることでしょう。
今が一番苦しい時かもしれませんが、意志あれば道ありです。努力は必ず成果となって現れます。いつも学園を明るくしてくれた3年生を後輩も教職員も応援してます。
保護者の皆様には昨年中も物心にわたるご支援いただきありがとうございました。いつもお支えいただいていることに感謝しております。
同窓生の皆さん。お元気ですか。昨年もたくさんの卒業生が学校を訪ねてくれました。
学生として、職業人として、お母さんとして、充実した毎日を過ごしている様子を見て安心しうれしく思いました。年が明けると成人のお祝いをかねて平成27年度生の同窓会が開かれます。晴れ着姿を楽しみにしています。
そしてこれから本校を受験される小学生のみなさん。あと 1 ヶ月で入試となりますね。
少しはクリスマスやお正月を楽しむことはできたでしょうか。睡眠・栄養をしっかりとって風邪をひかないようにしてください。新しいセシリアファミリーのメンバーとなる皆さんをお迎えする春が待ち遠しいです。
2018年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。
                                   聖セシリア女子中学校・高等学校
                                               校 長 青 柳 勝
                                                 教職員一同

2018/01/01 | 校長より

2017年4月 6日 (木)

2017年度の開始にあたって

 2017年度が開始します。ご入学・ご進級おめでとうございます。
特に新入生は新しい生活への期待と不安のなか、4月を迎えられたことと思います。 新しいセシリアファミリーとなる皆さんの入学される日を在校生・教職員ともに心待ちにしていました。これからのセシリアでの日々が豊かなものとなりますように祈ります。

 3月1日、第69期生が卒業いたしました。大震災の年に入学してきた生徒達でした。横浜で開かれた謝恩会で「私たちは自己表現の下手な学年で、なかなか言いたいことも言えず、言えば言ったで本当の思いとは違う言葉になっちゃったりして、何考えているんだろうと思われることも多く、本当に手のかかる122人だったと思います。それでも先生方はあきらめないで叱り、励まし続けてくれてありがとう。」いうスピーチがありました。謝恩会の最後はとても自己表現が下手だったという学年とは思えない伸びやかで気持ちの伝わる学年合唱で締めくくられました。

 卒業式の数日後、出張先で “麦踏み” の光景を見ました。冬枯れした景色のなかで麦の植えられた畝だけに青々とした新芽が芽吹いています。近年は機械で行われることが多いそうですが、おそらく家族ではないかと思われる数名の人たちが10センチもないような柔らかい麦の芽を横歩きで踏みつけていました。麦は踏まれることで深く根を張り、茎は傷つくことで太くなって倒れなくなり、多く枝わかれして豊かな稔りをもたらすといわれており、いわば
“試練”を与えて成長を期待する農作業が麦踏みだそうです。この光景を見ながら卒業生のことが思い浮かんでまいりました。6年間の間にはそれぞれ“麦踏み”の時があったのだろう。それがあったからこその卒業式の姿だったのだと思いました。そして今年度の在校生に対しても、大切に守り育てると同時に“麦踏み”もしなくてはいけないのだと感じました。

 さて2017年度学校では以下の取り組みを重点的に実施いたします。
 ①新教育課程へ全学年移行完了に伴い、教科指導の改善を実施します。
  →中学3年生で学習内容が増加した英語に関して、習熟度別クラスを導入いたします。
  →昨年度は意識的に各教科でアクティブラーニングの手法を取り入れる授業を導入しま   した。今年度もその反省をもとに引き続き意識的に導入して参りたいと思っております。 ②昨年度から教務システムの管理部門(出欠・成績・活動の記録・進路関係のデータ)だけ  でなく、生徒利用の分野(自主課題など)の一部利用を開始しました。今年度は更に   この分野の利用を拡大していきます。
  ③夏休みを中心に今年度も既存校舎の改修工事を継続して実施いたします。
  ④今年度より中学3年~高校2年生の希望者を対象に、イングリッシュ・キャンプ(国内)と  ヴィクトリア市(カナダ)でのホームステイをセットした海外研修を実施いたします。
  ⑤今年度は聖セシリア祭の開催年となります。(10/20・21・22 )

 
 今年度も気持ちも新たに教職員一同最善を尽くして参りますので、保護者の皆様にはこれまで通りのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

                         2017.4.6
                                     聖セシリア女子中学校・高等学校
                                      校  長   青 柳  勝

2017/04/06 | 校長より

2017年1月 1日 (日)

2017年 新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

  昨年の12月22日に全校でクリスマスをお祝いして10日がすぎ、生徒の皆さんはご家族と
穏やかに新年を迎えていらっしゃることと思います。私はクリスマス実行委員からいただいた
厚手の靴下をはいて、大晦日の夜を暖かく過ごし、気持ちよく新年を迎えることができました。
プレゼントをありがとうございました。

   昨年は2月に40年以上にわたり学園長を務められた伊東千鶴子先生が帰天され、3月に
学園で追悼ミサがあげられました。その悲しみが癒えないうちに新年度を迎えました。 しかし、
4月の始業式で登校してきた生徒の笑顔と、その後のいつもと変わらない賑やかな日常が
スタートすると少しずつ悲しみが癒やされていったように思います。いわば学校全体が生徒の
皆さんに救われたのだとも言えると思います。おかげですべての年間予定も無事にこなすことが
できました。年末に中学3年生一人ひとりと終了面談を行いましたが、今年度に実施した行事
の中で印象に残っているものとして10月の「体育祭」で感じた一体感や、11月の「記念発表会」
の舞台での緊張感をあげる人がたくさんいました。毎年同じようにめぐってくる学校行事ですが、
それぞれの年のカラーがあり、1つ1つが皆さんの成長を促していることを感じました。

 高校3年生の皆さんは、年末年始も勉強に励んでいることでしょう。今が一番苦しい時かも
しれませんが、出口のないトンネルはありません。一歩ずつ出口の光に近づいていると信じて
頑張りましょう。教員全員で応援してます。

   保護者の皆様には、昨年中も物心にわたるご支援いただきありがとうございました。いつも
お支えいただいていることに感謝しております。

   同窓生の皆さん、お元気ですか。昨年もたくさんの卒業生が学校を訪ねてくれました。皆さん
がそれぞれ与えられた場で幸せに過ごしていることを祈っています。年が明けると間もなく成人
のお祝いをかねて、平成26年度生の同窓会が開かれます。晴れ着姿を楽しみにしています。

 そしてこれから本校を受験される小学生の皆さん。あと1ヶ月で入試となります。セシリアの
中庭には桜・紅葉・いちょう等たくさんの木々があります。今は葉を落として枯れ木のようです
が、入学式の頃には若葉が芽吹き、色とりどりの花が咲いて皆さんを歓迎することでしょう。
春に新入生となった皆さんと一緒に見られることを楽しみにしています。睡眠・栄養をしっかり
とって風邪をひかないようにしてください。

  2017年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。


聖セシリア女子中学校・高等学校
校 長    青  柳       勝
教 職 員 一 同

2017/01/01 | 校長より

2016年4月 7日 (木)

2016年度の開始にあたって

2016年度の開始にあたって

 冬型の気圧配置となり、晴天でピーンと冷気の感じる3月1日、 第68期生が卒業いたしました。卒業生から記念品として檸檬の木とアリーナ前にガーデンベンチのセットを寄贈していただきました。正門前に植えられた檸檬は初夏には白い花をつけシトラスの香を、冬には黄金色の実をつけて学校を訪れる方々を最初にお迎えする木となることでしょう。在学中に東日本大震災を経験した最後の学年であった卒業生は、震災や大雨などの天災で休校となったり行事が中止されたりすることも多々ありましたが、いつも前向きに受け入れ、与えられた状況の中で精一杯に楽しむことのできる学年でした。卒業式・謝恩会はそうした学年カラーが前面に現れて良く泣き、良く笑い、心に残る1日となりました。

 3月22日にはセシリア伊東 千鶴子先生の追悼ミサが梅村 昌弘司教様の司式で行われました。40年以上にわたり理事長・校長として学園に尽くされた先生を偲ぶ多くの方々が参列されました。千鶴子先生は「セシリアの子は本当にいい子よ。」「ここに集まる人はセシリアファミリー」 が口癖でした。これからも先生の思いと育んできたものを大切にしてまいります。

 そして今日から2016年度が開始します。皆さんご入学・ご進級おめでとうございます。
新入生は新しい生活への期待と不安のなか、4月を迎えられたことと思います。 新しいセシリアファミリーとなる皆さんの入学される日を在校生・教職員ともに心待ちにしていました。これからのセシリアでの日々が豊かなものとなりますように祈ります。
  在学生は、それぞれ一学年ずつ上級生となりました。今年でなければ学べないこと体験できないことがあります。今の自分に与えられた場所を大切にして、また一歩、前進してください。

 さて2016年度学校では以下の取り組みを重点的に実施いたします。
  ①昨年度全学年が新教育課程への移行を完了しましたが、同時に反省点もあがって参りま  した。各教科・学年でこの反省をもと授業・学校生活での改善を図ります。
 ②授業以外の土曜講座や英語ゼミ(全学年)・数学ゼミ(高1・2)を継続いたします。
  ③2年前から“新しい学びの場としての学校”を目指して、中高生だけでなく保護者や地域の  方々を対象とした講座を拡充し施設の開放を勧めております。昨年も多くの方々からご利  用頂いております。今年度も継続いたしますので、保護者の皆様にはふるってご参加くだ  さい。
  ④昨年度から本格導入した新教務システムをにより、生徒管理(出欠・成績・活動の記録・進  路関係のデータ)などのコンピュータによる一括管理が完了いたしました。今年度から数  年をかけて生徒利用の分野(自主課題なども配信等)の導入を図ってまいります。
  ⑤夏休みを中心に今年度も既存校舎の改修工事を継続して実施いたします。

  最後に新年度開始にあたり、教職員の異動がございましたのでお知らせいたします。金井(英語)・増島(英語)・田畑(宗教・社会)・野島(養護<育休代行>)・小澤(事務)、休職中でありました石井(英語)と育児休業中でありました立貞(国語)が退職となります。新任として櫻本(英語)・小澤(数学)・佐武(英語)が赴任いたしました。また育児休業となっておりました郡上(養護)が復職いたします。また年度の開始にあたり、教科別担当者・担任一覧・年間行事予定表をお届けいたしますのでご参照ください。
 新任教員を加え気持ちも新たに教職員一同最善を尽くして参りますので、保護者の皆様にはこれまで通りのご支援を賜りますようお願い申しあげます。
                         2016.4.7
                                     聖セシリア女子中学校・高等学校
                                      校  長  青 柳  勝

2016/04/07 | 校長より

2016年1月 1日 (金)

2016年 新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

 クリスマス実行委員の皆さんからいただいた靴下を履いて、聖イグナチオ教会での全校クリスマスミサに参列してから、あっという間にお正月を迎えました。在校生の皆さんもご家族と穏やかな新年を迎えられたことと思います。

 多くの方々にとっては当たり前のように新年が始まったと思いますが、今も世界は大きく動き続けています。昨年は民族や文化、宗教の違いによる紛争やテロが特に際だった一年でした。一方でこの数年は地球全体に関わる気候変動による災害も頻繁に起こっています。昨年12月にはパリで開かれたCOP21では、国際社会が温暖化対策を強化するために、2020年以降の温暖化対策の新しい国際ルールが合意されました。これは人類だけでなく地球のすべての生き物の命運を左右する重要な協定となることでしょう。日本の立場もここ数年で大きく立場が変化したように思います。昨年は安全保障関連法案をめぐって、国内では大きな議論となりました。その際、ある歴史家が「この国は戦後から戦前になった。」と評していたことが強く印象に残っています。在校生の皆さんが生きていく時代は、私たちの世代の経験からは推し量れない複雑な時代なのだということと、そうした状況に対応できるような教育に対する期待を痛感いたします。

 さて昨年も皆さんの協力ですべての年間予定を無事にこなすことができました。10月の「聖セシリア祭」ではテーマとなった「わ」にふさわしく全校の一体感が高まりました。そして高校3年生のみなさんは、今日も机に向かって勉強に励んでいることでしょう。今が一番苦しい時かもしれませんが、上ろうとする山が高ければ達成感もまた大きいものです。努力は必ず成果となって現れます。後輩も教員もみんなで応援してます。

 保護者の皆様には昨年中も物心にわたるご支援いただきありがとうございました。いつもお支えいただいていることに感謝しております。
  同窓生の皆さん。お元気ですか。昨年もたくさんの卒業生が学校を訪ねてくれました。学生として、職業人として、お母さんとして、充実した毎日を過ごしている様子を見て安心しうれしく思いました。年が明けてると間もなく成人のお祝いをかねて平成25年度生の同窓会が開かれます。晴れ着姿を楽しみにしています。

 そしてこれから本校を受験される小学生のみなさん。あと1ヶ月で入試となりますね。
少しはクリスマスやお正月を楽しむことはできたでしょうか。睡眠・栄養をしっかりとって風邪をひかないようにしてください。春に元気いっぱいの新入生の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

   2016年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。

                                 聖セシリア女子中学校・高等学校
                                     校 長    青  柳       勝
                                     教 職 員 一 同

2016/01/01 | 校長より

2015年10月 8日 (木)

2015年度後期開始にあたって

2015年度後期開始にあたって
 
   8月後半の長雨で例年よりも早く秋の訪れを感じる夏   でした。9月上旬の中学3年生の研修旅行で、今夏の行  事 ・講習も全て無事に終了しました。安心したのも束の  間で、すぐに前期末試験となり、今日から後期始業。
 担任の先生から前期成績の通知表が渡されます。
 誰しも評価が気になることでしょうが、前期の自分の学習を振り返り、後期に何をすべきかをじっくり考える機会としてほしいと思います。
 また生徒の皆さんが楽しみにしている『聖セシリア祭』も迫っています。
今年度のテーマは「わ-青春わンダーランド」です。実行委員の高校2年生から、「わ」にはみんなの「輪」・はばたくという意味の「羽」・平和の「和」・・・・色々な意味を込めましたと説明がありました。卒業生からも横断幕も寄贈して頂きました。保護者の皆様には、代々受け継がれてきた学園文化の「環」をご覧頂ければ幸いでございます。

 夏休み中に「新日本風土記・鯖街道」という番組を観る機会がありました。「鯖街道」とは福井県の若狭湾で大量に水揚げされた鯖を塩漬けにして、内陸の京都まで運んだルートのことです。この街道に熊川宿という宿場があります。この集落では昭和30年代前半までは女性も50キロ近い鯖の塩漬けを天秤棒にくくり付けて近在の村々に売り歩いたとのことです。熊川宿によろず屋を営む一人のお婆さんがいます。若くしてご主人を亡くし女手一つで鯖を売り歩いて3人の子供達を育てました。その方がインタビューで「冬の嵐(このあたりは豪雪地帯です)や夏の炎天下の行商は、今、思うても辛うて涙が出るくらいなのに、足腰さえしっかりしていたら、また売り歩きたいと思っている。」「なぜかって、みんな笑顔で私を待っていてくれるからだよ。笑顔と会うたんびに私の荷物は軽くなる。皆さんに喜んでもらって、私も楽になって、帰り道は私も笑顔だった。こんな商いありますか。」と答えていました。
 人を幸せにすることは、めぐりめぐって自分の幸せに繋がる。幸せは連鎖するということです。私の中で熊川宿のお婆さんの言葉と、学園の創立者が目指した『幸せな人』が重なっていくように感じました。

 最後に夏期休暇前にお知らせいたしましたアリーナ棟の内装改修工事は無事に終了いたしました。今後も長期休暇中を利用して教育施設の改善を進めていく予定ですので、保護者の皆様にはご支援の程よろしくお願い申しあげます。

                          2015年10月8日
                              聖セシリア女子中学校高等学校                      校長 青 柳   勝

2015/10/08 | 校長より

2015年4月 6日 (月)

2015年度の開始にあたって

2015年度の開始にあたって

 3月2日、春の到来を告げるような温かな日に第67期生が卒業いたしました。この日の前後は真冬を思わせる寒さでしたので、この日1日だけ神様の特別な計らいであったようようなお天気でした。卒業生から記念品としてシャクナゲ10本と校旗を寄贈していただきました。数年もすると噴水前の松林に色とりどりのシャクナゲの花が咲き乱れることでしょう。校旗は京都の工房で卒業生有志のオリジナルデザインをもとに、手刺繍で製作が始まっています。卒業生からの寄付に教職員と松和会(=同窓会)からの寄付を合わせて「創立85周年」にふさわしい記念品となると期待しております。この先は節目節目の行事が新しい校旗に見守られて行われることになります。

 今日から2015年度が開始します。皆さんご入学・ご進級おめでとうございます。
  新入生の皆さんが入学される日を在校生・教職員ともに心待ちにしていました。今日から皆さんはセシリアファミリーの一員です。これからのセシリアでの日々が豊かなものとなりますように祈ります。
  在校生の皆さん、学校のなかで最も大切なことは「学習」であることは言うまでもありません。それは一日のうちで最も活動的な時間帯が授業にあてられていることからも分かります。同時に行事や部活動も皆さんを人間的に成長させてくれる大切な場です。特に今年度は聖セシリア祭の開催年です。半年近くをかけて準備を行う長丁場の行事です。一昨年の聖セシリア祭はみんながキラキラと輝いた三日間であり、誰もが聖セシリア一員である一体感に満ちた三日間でした。今年度は皆さんの手でどんな聖セシリア祭がつくられるのかとても楽しみです。

 さて2015年度学校では以下の取り組みを重点的に実施いたします。
  ①高等学校3年生が新教育課程に移行します。これで中高全学年が新課程となります。授  業以外に土曜講座や英語ゼミ(全学年)・数学ゼミ(高1・2)は継続いたします。
 ②「聖セシリア祭」(11/23・24・25)を開催いたします。
  ③昨年度“新しい学びの場としての学校”を目指して、中高生だけでなく保護者や地域の方  々を対象とした講座を拡充し施設の開放を試行いたしました。約500人の方々のご参加  がありました。今年度も継続いたしますので、保護者の皆様にはふるってご参加ください。
  ④教員側では昨年度から一部を試行した新教務システムを本格導入いたします。これにより  生徒の出欠・成績・活動の記録・進路関係のデータなどをコンピュータにより一括管理す  ることとなります。専任教員には全員タブレットを貸与し生徒・保護者との面談においては  豊富なデータをその場で用いて行うことができるようになります。将来的には生徒の自主  課題なども配信が可能となりますので、様々な利用方法に関して研究して参ります。
  ⑤夏休みを中心に今年度も既存校舎の改修工事を継続して実施いたします。

 教職員一同最善を尽くして参りますので、保護者の皆様にはこれまで通りのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

  最後に新年度開始にあたり、教職員の異動がございましたのでお知らせいたします。佐々木(数学・専任)・佐野(司書・専任)が退職し、病気療養のため石井(英語・専任)が休職となります。新任として越智(理科・専任)・原田(情報/数学・専任)・野島(養護・代行)・江野(英語・非常勤)・   (司書)が赴任いたしました。産育休となっておりました泉(理科・専任)が復職いたします。また年度の開始にあたり、教科別担当者・担任一覧・年間行事予定表をお届けいたしますのでご参照ください。
                         2015.4.6
                                     聖セシリア女子中学校・高等学校
                                      校  長  青 柳  勝

2015/04/06 | 校長より

2015年1月 1日 (木)

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

 新しい年が始まりました。私はクリスマス実行委員の皆さんからいただいたマッサージ機のおかげで腰痛に悩まされることもなく気持ちよく新年を迎えることができました。何よりのプレゼントをありがとうございました。

 先月は殊のほか寒くインフルエンザの流行が始まり少し心配しましたが、在校生の皆さんにはご家族と穏やかな新年を迎えられたことと思います。
 昨年も皆さんの協力ですべての年間予定を無事にこなすことができました。特に10月の「体育祭」では全校の一体感が高まり、11月の「記念発表会」では新しい学園の文化が生み出されたように感じました。高校3年生のみなさんは、毎日机に向かって勉強に励んでいることでしょう。今が一番苦しい時かもしれませんが、上ろうとする山が高ければ達成感もまた大きいものです。努力は必ず成果となって現れます。生徒・教員全員で応援してます。

  クリスマスに向けて待降節の期間中には全校で、アジアやアフリカの貧困に苦しんだり、教育を受けられない子供達への支援。地雷廃絶運動への参加。東日本大震災の被災者の方への援助。近隣の施設の方々へのプレゼント作りなど様々な福祉活動が行われました。年末に支援した各団体から次々に感謝のお手紙を頂きました。皆さんの分かち合いの気持ちが大勢の方のお役に立ち、喜んでいただけたことをお知らせいたします。

 保護者の皆様には昨年中も物心にわたるご支援いただきありがとうございました。いつもお支えいただいていることに感謝しております。
  同窓生の皆さん。お元気ですか。昨年もたくさんの卒業生が学校を訪ねてくれました。。学生として、職業人として、お母さんとして、充実した毎日を過ごしている様子を見て安心しうれしく思いました。年が明けてると間もなく成人のお祝いをかねて平成24年度生の同窓会が開かれます。晴れ着姿を楽しみにしています。

 そしてこれから本校を受験される小学生のみなさん。あと1ヶ月で入試となりますね。セシリアの中庭には大きな桜の木があります。今は冷たい風にふるえているようですが、よく見ると小さいながら枝にはいっぱい固そうなつぼみがついていました。春に受験生の皆さんと一緒に桜を見られることを楽しみにしています。睡眠・栄養をしっかりとって風邪をひかないようにしてください。

   2015年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。

                         聖セシリア女子中学校・高等学校
                          校 長    青  柳       勝
                                 教 職 員 一 同

2015/01/01 | 校長より

2014年10月14日 (火)

[校長より] 2014年度 後期開始にあたって

  夏休み前半は「今年も猛暑だな」と思っていたら、後半は天候が不順になり、各地で豪雨による被害が報じられました。特に広島では多くの方々が土砂崩れの犠牲になり、9月末には御嶽山の噴火により多くの方が亡くなられました。謹んで哀悼を捧げたいと存じます。
 6月下旬、まだ梅雨のさなかに行われた高校3年生のサマーセミナーに始まった夏期行事は、林間学校(中1)・国内語学研修(中2)・企業見学(中3)・芸術鑑賞(高1)・修学旅行(高2)・マルタ&ローマ研修(中3・高1)と続き、9月に入ってまもなく行われた研修旅行(中3)で終了いたしました。それぞれ楽しい思い出をたくさん作ることができた様子です。多くの生徒は宿題に追われながらもに、クラブ活動や夏期講習に参加し充実した夏休みを過ごしたようです。特に高校3年生は「受験の夏」にむけて500時間学習にチャレンジ。夏休み中の学校図書館利用者は延べ1000名を超えたと聞いています。この夏の努力が半年後に実を結ぶと確信しています。

 今年は創立85周年です。11月には記念発表会(ハーモニーホール座間)や記念ミサも予定されています。後期開始にあたって創立者である伊東静江先生が遺された言葉を紹介します。静江先生が短大マリア寮の自室でお亡くなりになったのは1971年2月12日77才でした。机上には短大の卒業式のために、「一日一日を大切に過ごすように、そして理想を持ちなさい。神様が必ず助けてくださることを信じて、一生懸命その理想に向かって生きる時、必ずそれは実現するのです。そのことは私が自分の今までの人生の中で体験したのですから本当のことです。四十年前、この土地に学校を建てるといった時、殆どの人がそんな無謀なことをといって反対いたしましたが、今、現にこうして大和学園という立派な学校が存在しいているのです。」と記されたメモが置かれていたそうです。創立85周年にあたり創立者が遺した言葉をもう一度かみしめ、これから始まる後期の毎日では、不断の努力が必ず可能性を広げてくれることを信じて、一日一日を大切におくっていきましょう。特に高校3年生の皆さんは既にこの言葉の持つ重みを実感を持って感じていることと思います。

 最後に夏期休暇前にお知らせいたしました高校校舎とアリーナ棟の改修工事・校内WIFI設置工事は無事に完了いたしました。今後も長期休暇中を利用して教育施設の改善を進めていく予定ですので、保護者の皆様にはご支援の程よろしくお願い申しあげます。

                                           2014年10月8日
                                                     聖セシリア女子中学校高等学校                                                                                      校長 青 柳   勝

2014/10/14 | 校長より

2014年4月 7日 (月)

2014年度の開始にあたって

 まだ寒さの厳しい2月の中旬に卒業間近となった高校3年生の有志生徒とテレサ館の前の小さな空き地に「花が咲いたら学校HPで知らせるね。」と約束して、チューリップ球根を植えました。在学中、大きな行事ではなにかと自然災害に見舞われることの多かった学年でしたが、彼女たちと植えたチューリップは大雪や寒波にめげずに芽を出し、大きな蕾をつけました。春風に揺れるその姿をみると巣立っていった卒業生を思い出します。

 今日から2014年度が開始します。皆さんご入学・ご進級おめでとうございます。
  新入生の皆さんと一緒に学べる4月が来ることを心待ちにしていました。
  在校生の皆さん、昨年のセシリア祭では準備の段階から時間が経つにつれ、中心学年であった新三年生の開催にむけた「やり遂げる」という強い気持ちが、下級生にも浸透していく様子を感じました。そしてセシリア祭期間中の3日間はテーマの『虹青から一歩踏み出して』のように様々な個性が見事に発揮され、一人ひとりがキラキラと輝いて見えました。あの時の生徒・教員・保護者の何とも言えない一体感。誰もが聖セシリア一員である幸せを感じられた三日間だったように思います。
 今年は体育祭の年です。加えて創立85周年を祝して『記念発表会』を予定しています。新三年生が昨年示した意気込みを今度は新2年生以下の皆さんが示す番です。こうして新しい学校の伝統が作られていくだと思います。

  さて2014年度学校では以下の新しい取り組みを実施いたします。
  ①高等学校2年生が新教育課程に移行します。高校1・2年生は新課程・3年生は移行課程となります。これに伴い、従来の土曜講座や英語ゼミに加えて高1・2年生に数学ゼミを開講します。また各学年の全国模擬試験の回数を増数します。
 ②「創立85周年記念発表会」(11/18:ハーモニーホール座間)を実施いたします。
  ③“新しい学びの場としての学校”を目指して、中高生だけでなく、保護者や地域の方々を対象とした講座を拡充、また施設の開放を試行いたします。
  ④教員側では5月をめどに新教務システムを導入いたします。これにより生徒の出欠・成績・活動の記録・進路関係のデータなどをコンピュータにより一括管理することとなります。専任教員には全員タブレットを貸与しますので、生徒・保護者との面談において豊富なデータを用いて行うことができるようになります。
  ⑤夏休みを中心に今年度も既存校舎の改修工事を継続して実施いたします。

教職員一同最善を尽くして参りますので、保護者の皆様にはこれまで通りのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

                                        2014.4.7
                                                      聖セシリア女子中学校・高等学校
                                                      校  長  青 柳  勝

2014/04/07 | 校長より

2013年10月 8日 (火)

2013年度後期開始にあたって

 今年の夏はテニスコート脇に卒業記念樹として植えられた 百日紅の花の緋色が例年より濃く感じられるような暑さでし た。関東では観測史上3番目に暑い夏だったとか。猛暑の なかで行われた夏期行事が無事終了し帰校する度に「ほっ」 といたしました。むせかえるような暑さのなか多くの生徒は
 宿題に追われながらもクラブ活動や講習に、高校3年生は受験勉強にそれぞれ充実した夏休みを過ごしたようです。
 今年度から新たな夏期行事として『マルタ&ローマ海外研修』が始まりました。
現地滞在中は英語を中心としたコミュニケーション力や、異国での生活習慣や価値観への対応に苦しんだ生徒も多かったようで、予想していた以上にハードルの高い研修となりました。帰国後に提出されたレポートを読んでみても、参加したほとんどの生徒が異文化や異なる生活習慣、思いどおりにならない会話と格闘した様子が分かります。レポートを読みながら、私自身も学生時代に短期留学をした際に同じ経験をしたことを思い出しました。思うように話せないことや、生活習慣の違いから生まれる苛立ちを自分に向けて、必要以上に「ダメだ」と卑下したり、友人(外国人)がおかしいのだと反発したりしました。それでも苦労して言葉が通じた時の喜びや、おかしいと思っていた友人の行動が彼等の国ではスタンダードなのだと分かった時の驚きはいまだに良く憶えています。今回参加したほとんどの生徒がレポートの最後を、「貴重な体験ができた」「再チャレンジしたい」「日本でいかに恵まれた環境にいるかを知ったことは大きな収穫」と結んでいました。その言葉に楽しいばかりではなかった海外研修を通して、生徒達が一段と逞しくステップアップしたように感じております。今年度の反省をもとに、来年度は更に充実したマルタ&ローマ研修を計画していきたいと思っております。

 さて本日より2013年度後期が始まります。それに先だって担任の先生から前期成績の通知表が渡されます。誰しも評価が気になることでしょうが、成績を見て終わりではなく、後期に何をすべきか。前期評価を次につながる学習計画の手がかりとして下さい。
 また10月には生徒の皆さんの強い希望で『聖セシリア祭』が開かれます。
高校2年生を中心に4月から準備を進めて参りました。テーマは公募で選ばれた
「虹-青から一歩踏み出して」です。聖セシリアのスクールカラーである「青」のうえに生徒の皆さんがどんな虹をかけるのか楽しみにしています。保護者の皆様にも是非ご家族おそろいで、またお知り合いの方もお誘いいただきご来校いただければ幸いでございます。

 最後に夏期休暇前にお知らせいたしました中学校舎・アリーナ棟の改修工事は無事に終了いたしました。今後も長期休暇中を利用して教育施設の改善を進めていく予定ですので、保護者の皆様にはご支援の程よろしくお願い申しあげます。
                                                  2013年10月8日
                                                     聖セシリア女子中学校高等学校                                                                                      校長 青 柳   勝

2013/10/08 | 校長より

2013年4月 6日 (土)

2013年度の開始にあたって

 今年の冬はことのほか寒さの厳しい日が多かったように思います。中学入試が終わるのを待っていたかのように合唱会、バレエ発表会、イングリッシュエクスプレスの公演、吹奏楽部のコンサートと生徒達の発表が相次いでございました。どの発表にも生徒の生き生きとした表情がありました。
 特に普段は教室でおとなしい生徒が別人のように表現している姿を見るのはほんとうにうれしいことです。生徒達の活気に誘われるように、3月に入ると春が急ぎ足でやってきました。そのせいか例年よりも色々な花々が咲き競うように一斉に開花したように感じます。一月前には枯れ色一色だった園庭も今は様々な色に彩られています。この色とりどりの花のように、今年はどんな個性溢れる発表がみられるのか今から楽しみにしています。

 今日から2013年度が開始します。在校生の皆さん進級おめでとうございます。それぞれ新学年への抱負をもっていることでしょう。どんな抱負も思っているだけでは絵に描いた餅です。自分の目標に少しでも近づくためには先ずは行動です。
 そして140名の新入生の皆さん、ご入学を心からお祝いいたします。新しいセシリアファミリーとなる皆さんの入学を心待ちにしていました。今日から一緒に聖セシリアの新しい文化と歴史を創って参りましょう。

 さて2013年度学校では新しい以下の取り組みを実施いたします。
  ①高等学校1年生から新教育課程に移行します。高校1年生は新課程・2年生は移行課程・3年生は旧課程となります。
 ②生徒の強い要望をうけて聖セシリア祭(10/25・26・27)を実施いたします。
  ③語学力の向上と異文化体験の場として海外研修の場所を変更し、第1回マルタ&ローマ海外研修を実施いたします。
  ④朝日新聞社と提携し各クラスに新聞を常設し、新聞を利用した学習を積極的に導入いたします。
  ⑤生徒会からの要望により、学習センターの開館時間を延長、土曜開館、休暇中の開館日を増やします。
  ⑥学校内にカウンセリングルームを設置し、週2回程度を目やすに開室いたします。
  ⑦夏休みを中心に今年度も既存校舎の改修工事を継続して実施いたします。
  ⑧昨年度中学校で新教育課程がはじまりました。今年度は高校で1年生から新教育課程がスタートいたします。教員にあってはこれまで以上に教材研究に励んで参りたいと思います。
  新教育課程を中心とした新しい取り組みが充実したものとなるよう、教職員一同最善を尽くして参りますので、保護者の皆様にはこれまで通りのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

  また新年度開始にあたり、保護者の皆様には教科別担当者・担任一覧・年間行事予定表をお届けいたしますのでご参照ください。
                        
                                2013.4.6
                                             聖セシリア女子中学校・高等学校
                                              校  長  青 柳  勝

2013/04/06 | 校長より

2013年1月 1日 (火)

2013年1月 1日 (火)

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。

 新しい年が始まりました。

 在校生の皆さんには、穏やかな新年を迎えられたことと思います。昨年はすべての年間
予定を無事にこなすことができました。それは当然のことのように思いますが、私たちは
一昨年の東日本大震災を経験して、決してそれが当然ではないこと知りました。今年もまだ被災地では「当然」の生活が戻っていない方々がいることを忘れず、今の恵まれた生活に感謝し、その日その日を大切にしていきましょう。
 高校3年生のみんな、間もなくセンター試験ですね。今が一番苦しいときかもしれませんが、自信を持って試験に臨んでください。「意志あれば道あり」です。

 保護者・同窓生の皆様、昨年中は物心にわたるご支援いただきありがとうございました。
  卒業生の皆さんは多難な時代のなかで、大変なことも多いかと思います。その苦労が必ず次のステップに繋がると信じています。

 そしてこれから本校を受験される小学生のみなさん。あと1ヶ月で入試となりますね。落ち着かないお正月ですが、この体験はきっと将来に生かされると思います。桜の咲く頃に皆さんと新しい生活が始められることを楽しみにしています。体調に気をつけて頑張ってください。

 2013年が皆様にとって良い年となりますようお祈りしております。

                         聖セシリア女子中学校・高等学校
                          校 長    青  柳       勝
                               教 職 員 一 同

2013/01/01 | 校長より